第167回直木賞受賞をした『夜に星を放つ』。
今回で3度目のノミネートとなり、作家は44歳で小説家デビューした窪美澄さんです。
小説家を目指すことになったきっかけに家庭事情が絡んでいるということなので、気になる結婚や子供についてなど調べていきたいと思います。
直木賞受賞作家・窪美澄のプロフィール
名前:窪美澄(くぼみすみ)
生年月日:1965年
出身地:東京都稲敷市
デビュー作:『ミクマリ』2009年
代々酒屋を営んでいたという窪美澄さんの実家ですが、窪美澄さんが短大に通っているときに父親が自己破産。
短大も中退し、広告制作会社に勤め始めた窪美澄さん。
その後はフリーランスの編集ライターとして主に女性の妊娠・出産・子育てなどをメインに執筆されていました。
2009年『ミクマリ』で作家としてデビューし、第8回R-18文学賞大賞を受賞。
当時44歳でした。
その後も2011年には『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞、2012年に『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞、2019年には『トリニティ』で織田作之助生を受賞しています。
直木賞受賞作家・窪美澄の学歴は?
窪美澄さんは神奈川県の私立学校へ通っており、
カリタス女子中学校
カリタス女子高等学校
中高一貫の女子高へ通っていました。
卒業生の進学先は早稲田や東大、慶応、上智などがあるということで、結構頭の良いところですよね。
直木賞受賞作家・窪美澄の家族や結婚について
窪美澄さんは20代とわりと早い時期に結婚されています。
東京で暮らし始め、28歳の時に初めての出産をしますが、残念ながらそのお子様は亡くなられています。
その後、無事に男の子を出産しています。
幼児は旦那さんの仕事が安定せずに働いて子育てしなければなりませんでした。
息子さんが15歳になると自身が43歳で離婚を決意。
しかし、旦那さんとの思い出は大事にされているようで、結婚当初に窪美澄さんが飼いたがった 猫を飼おうといってくれたことがとてもうれしかったそうです。
直木賞受賞作家・窪美澄の息子
窪美澄さんは息子が15歳の時に旦那さんと別居されました。
かなり苦労されたそうで、息子さんが大学に行くまでライターの仕事をするには無理だと思い、小説家デビューでなんとかなるかと考えていました。
印税によって息子の学費を賄おうとしていたそうです。
『ふがいない僕は空を見た』は性描写が過激という部分もあり、息子はショックを受けたそうです。
現在は息子さんも一人暮らしをされており、小説家として頑張る母を応援しています。
まとめ
小説家の窪美澄さんについてご紹介してきました。
小説家としてデビューするきっかけとなったのが息子の学費を稼ぐためというのはすごいですね。
色々と大変な生活をしていた時期もあるようですが、今は小説家としてとても知名度が上がって忙しくされています。
これからの活躍も楽しみですね。