2025年8月6日、音楽界のレジェンド・長渕剛さん(68)が、委託していたイベント会社「ダイヤモンドグループ」に対して破産申立を行っていたことが報じられ、ネットやファンの間に衝撃が広がっています。
未払い額はなんと約2億6千万円。ツアー分配金やファンクラブ会費が支払われなかったとして、長渕さんは「絶対に許してはならないイベンター」と怒りをあらわにしています。
長渕剛とイベント会社「ダイヤモンドグループ」に何があったのか
報道によれば、長渕剛さんの個人事務所「オフィスレン」は、全国ツアーやファンクラブ運営を委託していたダイヤモンドグループを相手取り、東京地裁に破産申立を行いました。
長渕さん側は「ツアー代金やファンクラブ売上の大半を自社のものとして支払わなかった」と主張。すでに強制執行も行ったものの支払いはなく、最終手段として今回の法的措置に踏み切ったといいます。
なぜ大手イベンターは長渕剛と距離を置くのか
関係者によれば、長渕剛さんは「こだわりが強く現場への要望も多い」ことで知られ、その熱意が若手スタッフにはプレッシャーになることも。
そのため、近年では大手のイベント会社が長渕さんとの仕事を積極的に受けなくなり、結果として信頼関係が浅い今回の会社に委託する形になった可能性があると指摘されています。
ネットやファンの反応
今回のニュースにSNSでは驚きや心配の声が多数あがっています。
- 「2億6千万円って…額が大きすぎて現実味がない」
- 「長渕さんがこんなトラブルに巻き込まれるなんて想像してなかった」
- 「やっぱり音楽業界って裏側は厳しいんだな」
特に長渕さんの熱心なファンからは、「きっとまたライブで元気な姿を見せてくれるはず」という応援の声も目立ちます。
長渕剛のプロフィールと経歴
1956年9月7日、鹿児島県生まれ。1977年に「巡恋歌」でデビュー。
1980年代には「順子」「乾杯」などの大ヒットを連発し、熱い歌詞と力強いライブパフォーマンスで日本の音楽シーンを代表する存在に。
俳優としてもドラマ「とんぼ」や映画「太陽の家」に出演し、幅広い活躍を見せてきました。
音楽だけでなく、鍛え抜かれた肉体とストイックな生き方でも知られ、ファンの間では“生き様がロック”なアーティストとして尊敬を集めています。
刑事告訴の可能性と今後の展開
長渕剛さん側は刑事告訴も視野に入れているとされますが、ダイヤモンドグループ側は現時点でコメントを出していません。
この金銭問題がどのような結末を迎えるのか、音楽業界全体が注目しています。
まとめ:長渕剛とイベント会社の金銭トラブルから見えるもの
今回の件は、単なる「アーティストとイベント会社の金銭トラブル」にとどまらず、業界の契約や信頼関係のあり方を考えさせられる出来事です。
ファンとしては、まずは長渕さんが精神的にも負担なく活動できる環境を取り戻し、再びステージで全力のパフォーマンスを見せてくれることを願うばかりです。
今後も続報が入り次第、追ってお伝えします。