キンプリ脱退騒動から数日が経ちましたが、ジャニーズ事務所の闇や派閥問題が噂されていますね。
2016年に解散したSMAPとの共通点もあるということで話題になっています。
また、タッキーの事務所退所もなにか関係しているのか・・・。
ジャニーズ事務所の中では一体何が起こっているのでしょうか。
気になるところを調査していきたいと思います。
キンプリのジュリー派
シブがき隊や少年隊、光GENJIなどを始め、多くの人気アイドルグループを輩出してきたジャニーズ事務所は1962年の創業から60年以上の歴史を刻んでいます。
ジャニーズ事務所は大きく分けて3つの派閥があります。
キンプリの脱退騒動はこの派閥問題が大きく関わっているのではないかとされています。
● 国内での活動を前提としたジュリー派
● 海外でも売り出していきたいタッキー派
キンプリはジャニーさんのお気に入りといういことでジャニー派でした。
しかし、ジャニーさんが亡くなってジュリーさんが後継者となり、多くのジャニー派は「ジュリー派」となっています。
ジャニーさんが亡くなる前からジュリーさんは何かと対立することが多く、ジャニー色の強いメンバーを疎ましく思っていたようです。
平野紫耀さんは海外での活動も視野に入れていたことでジュリーさんにとっては邪魔な存在だったのではないかと噂されています。
キンプリとしてはジュリー派ですが、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太はタッキー派。
永瀬廉、高橋海人はジュリーさんのお気に入りなのでジュリー派でタッキー派の3人と仕事のさせ方にも差があったということです。
ジャニーズ派閥とは?
2016年にSMAPの解散騒動からジャニーズの派閥については問題視されていました。
文春が報じた「ジャニーズ事務所の後継者はマネジメント室長のSMAPのチーフマネージャーだった飯島三智氏」ということが発端となっていました。
メリー喜多川氏は自分の娘の藤島ジュリー景子氏が後継者になるものと思っていたので大激怒したそうです。
同時にジュリー氏と飯島氏が対立関係となり、「ジュリーと揉めるなら辞めろ」とメリー氏は飯島氏に通告したのでした。
そのため、飯島氏はジャニーズ事務所を退職し、SMAPも解散となってしまったようです。
ジュリー派とタッキー派に2分されている現在は、Mステやジャニーズカウントダウンなどある一部の番組を除いて共演がNGとなっています。
● ジュリー派
嵐(活動休止)
生田斗真
関ジャニ∞
NEWS
KAT-TUN
Hey!Say!JUMP!
King&Prince
SixTONES
なにわ男子
● 元飯島派
SMAP(解散)
Kis-My-Ft2
山下智久(退所)
中山優馬
Sexyzone
ABC-Z
ジャニーズWEST
● タッキー派
SnowMan
TravisJapan
ジャニーズJr.
● 中立
Kinki Kids
V6(解散)
NYC
タッキー&翼(解散)
2020年にジャニーズアイランドからデビューしたSixTONESとSnowManはタッキー派という見解が多いですが、SixTONESはジュリーさんのお気に入りということでジュリー管轄に移されるということですね。
滝沢氏の退所もこの派閥問題に関係しているのではないかと思われます。
キンプリとSMAP解散時の共通点
今回のキンプリ騒動と2016年に解散したSMAPで共通点がいくつかあるようです。
● 事務所の派閥争いに関わっている
● 派閥の筆頭となる人物が退所(飯島氏・滝沢氏)
● 上層部が辞めた直後の脱退
● グループ内部での分裂
● 上層部からのコメントなし
● 脱退発表後のファンによるCDを買う運動
2016年SMAP解散のときには食い止めるべくファンが「花摘み」と呼ばれる「世界に一つだけの花」を買うという運動が行われ、1年足らずで売上40万枚以上、累計300万枚を突破しました。
キンプリもデビューシングルの「シンデレラガール」が「追いデレラ」と呼ばれ、累計80万枚を突破しています。
脱退が報じられたときには署名活動まで行われていました。
SMAP解散時からのジャニーズ時系列
近年で目まぐるしく変化しているジャニーズ事務所の闇を時系列で見ていきましょう。
● 2016年 SMAP解散とチーフマネージャー飯島氏の退社
SMAPのメンバー草彅剛、香取慎吾、稲垣吾郎が事務所を退社。
飯島氏が代表取締役となる新事務所CULENに所属。
中居正広、木村拓哉が残留するが2020年に中居正広も退社。
● 2018年 タッキー&翼の解散と滝沢氏の芸能界引退
今井翼が2017年ころからメニエール病を患い、活動休止となり、再開できないままに9月10日に解散。
今井翼は事務所を退所し、滝沢秀明は表舞台からは退いて裏方にまわり、タレント育成に専念することになりました。
● 2019年 ジャニー喜多川氏の死去
1月に滝沢氏が社長としてジャニーズアイランドを設立。
● 2020年 滝沢氏によるジャニーズ事務所の変革
風紀が乱れて蔓延していた事務所の変革のために滝沢氏が動き出します。
不祥事の隠蔽にも対応して処分を下す。
ジャニーズらしくないグループもプロデュースされ始めました。
2020年にメリー氏が解任となり、ジュリー氏が社長に就任します。
2016年から2020年の間に活動休止が8組、解散や脱退、退所が12名となっています。
● SMAP(解散、木村拓哉以外退所)
● 嵐(大野智の活動休止に伴いグループ活動休止)
● TOKIO(山口達也逮捕、長瀬智也引退、他3人独立)
● V6(解散)
● タッキー&翼(解散、今井翼退所)
● NEWS(手越祐也退所)
● KAT-TUN(田口淳之介退所)
● 関ジャニ∞(渋谷すばる、錦戸亮退所)
他にも2020年には山下智久、錦織一清、植草克秀が退所、2021年には近藤真彦、森田剛が退所しています。
● 2022年 滝沢氏の電撃退社
「円満退社」と報道されていましたが、弁護士を通しての辞任処理ということから円満ではないのではないかと思われています。
そしてキンプリの脱退騒動。
6年の間に様々な波乱が起きていました。
まとめ
今回はジャニーズ事務所の闇についてご紹介してきました。
社長が代わったことで様々な問題が巻きおこってしまったようですね。
この短期間の間に活動休止、解散、脱退、退所と立て続けに起こり、これからのジャニーズ事務所がどのようになっていくのか注目です。